16 モロッコに恋して。モロッコ旅、最終回。

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長々とモロッコの旅の記録を書いてしまいましたが、総まとめとして、この旅で感じた事を書きたいと思います。

 

サハラ砂漠アラビアンナイトの様なイスラム建築に可愛い雑貨。いつか行きたいと

長年ずーっと、モロッコに憧れていました。

イスラム教の国は行った事がなくて、色々なニュースからも、少し怖いイメージがありました。

宗教の戒律も厳しそうだし、なかなかハードルが高かったのです。 

しかし勇気を振り絞って飛び込んだモロッコは、

本当に素敵な国でした!

訪れたゴールデンウィークマラケシュは、ブーゲンビリアやバラが咲き誇り、マラケシュのピンクと相まって、それはそれは可愛らしく華やかで歩いてるだけで幸せな気持ちなります!

 


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そして私が出会った人々は素朴で優しく、ピースフルな人ばかり。色んな人に助けてもらいました。

そりゃたまに、ぼったくられたり、お釣りをチョロまかされたりはしましたが笑

それは日本人の私からしたら微々たる値段で、

日本人はお金持ちに思われますから、

豊かな者は貧しい者に施しをする。という、イスラムの教えからなのかな??

旅行をする様な人は豊かな象徴なのかもしれません。

私は、めちゃくちゃな値段でなければ良しとしていました。

それが良いか悪いかは、人それぞれ旅の仕方や考え方によるとは思います。

 

そして、特に印象に残ってるのが、

男の人同士の仲の良よさ!

道端で知り合い同士が会うと、必ずと言っていいほど、熱い抱擁を交わし、ずーっとすごい大きい声で立ち話をしています。用事あったんじゃないの?仕事は?と心配になるぐらい笑

私、めっちゃ観察してました笑

カフェで喋ってるのも男の人同士が多かったし、

まるで日本のおばちゃんみたいで楽しそうでした笑

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ある時、スークと呼ばれる市場で買い物をしてて

値段を知りたかったので、お店の男の人に

「これいくらですか?」と聞くと、

「わからない。ぼくの店じゃないから。」と

 

え?じゃあ誰?あなた

 

隣の店の人でした笑

 

本当の店の人がお茶しに行ってる間、店番してるそう。

「もうすぐ戻って来ると思うよー。」だって。

そんなお店が何軒かありました笑

逆に誰もいない店だと、たいてい隣の店にいたりするのです笑  

 

そして値段交渉すると、

関西人お得意のしぶとい交渉をする私に、

「まいったなぁ〜、その値段で買えるなら、君はハッピーかい?」と言ってきた。

「うん!ハッピー!」と言うと、

「君がハッピーなら、僕も嬉しい!いいよ!」と笑顔で言ってくれました。

私の幸せを優先してくれるなんて、なんて優しいんだ!とびっくりした事がありました。

もちろん値切りNGな所もありましたが、基本スークは値段の表示はなくコミュニケーション次第。

時間はかかりますが、

そんな日本にはあまりない、ゆる〜い感じが、私には面白くも心地よくも感じました。

 

 

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ジャマエルフナ広場のガチャガチャした喧騒から、

リヤドの居心地のよさに、冒険心をくすぐる迷路の様な道。砂だけの美しい世界。

渇いた大地に咲く花々。

美しいイスラム建築。

彩り豊かなこの国にすっかり恋をしてしまったのです!!!

はぁ、モロッコが恋しい…。




そして、生まれて初めて旅友が出来ました!

サハラ砂漠ツアーで出会った、キャリアウーマンA氏!

私達姉妹と仲良くしてくれ、この旅を何倍も楽しいものにしてくれました!

ついに日本でも会い、そして海外で待ち合わせする仲になるのです。

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妹と私とキャリアウーマン。

 

 

 

最後に、

いつもモロッコの人に「何処から来たの?」と聞かれ、

「日本から来たよ〜!」と言うと、

「日本!遠いところからありがとう!モロッコを選んでくれてありがとう!!楽しんでね!」とたくさんの方に言ってもらいました。

 

選んでくれてありがとう だなんて。

 

感動しました。

こちらこそ、お邪魔してます。ありがとう!です。

 

ふと、海外から日本に来てくれる人を思い出しました。

私の住んでいる所は海外からの観光客が多く、

恥ずかしながらも、大きな荷物を持ってウロウロしてる人にイラッとした事もありました。

 

私だって大きな荷物抱えて、モロッコでの文化や習慣がわからず、迷惑かけたり、色んな人に助けられたじゃない!

と、ふと自分が恥ずかしくなり、モロッコの人の様に

「来てくれてありがとう!日本を選んでくれてありがとう!」と言えるようになりたい。

 

私達がモロッコに恋をしたように、

来てくれた人が日本に恋をしてくれたら嬉しい。

 

そして、高級ホテルにお茶しに行けば

「日本人は部屋の使い方も美しいんだ!美しい人達だね。」と大変、丁寧に対応してもらいました。

そんな先にいらした素晴らしい日本の方の顔に泥を塗らないように、日本を褒めてくれたモロッコの方を裏切らないように、これからも旅をしたいなと思いました。

どこの国であっても。

 

 

そんな事を考えれた旅でした。

 

 

 

今回はマラケシュサハラ砂漠と少しのカサブランカだけの旅になりましたが、まだまだ行ってみたい所がたくさんあります。

それは次回の楽しみにしておきます!

絶対また訪れたい国!モロッコー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

注 2018年5月の旅の記録です