8、イスタンブールで朝食を

イスタンブール4日目。

この日の夕方、いよいよドバイに向けて出発します。

それまでに行きたい所に行ってしまわないと!!

時間が足りな〜い!!!

 

一方、先にドバイへ飛んで行ったA氏はと言うと、極寒のイスタンブールから暖かいドバイでビーチを満喫されているご様子。こっちは暑いよ〜!との事。良いな〜。

極寒と激熱・・・。果たして気温差に私の体はついていけるのか。心配になってきた。

意外と繊細なのよね私。

 

トルコは休日の朝食を大切にするそうで、ゆっくり起きて遅めの時間に、たくさんの量をゆっくり家族で食べるそう。

朝から、そのトルコ名物の朝食を食べるべくガラタ塔の近くにあるカフェまでやってきました。

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イスタンブールのカラキョイ地区にあるガラタ塔は、ビザンチン帝国時代に灯台として建てられたもので、9階建のこの塔の高さは約70mほどで小高い丘に立っているため、展望台からはイスタンブールの街を一望できるそうです。

時間もないし、寒いので展望台は今回はパスしました。

ここまで来るのに結構、坂を登ります。そして、まぁまぁの向かい風・・・。

全然進まないし、前傾姿勢や体を斜めにして必死で朝食へ向けて前進する日本人。

2人やっとの思いで到着したのは、「Privato Cafe 」

www.tripadvisor.jp

 

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 奥のテラス席からはガラタ塔が見えるそうです。

寒いので私たちは店内の席に。

朝食のメニューはいくつかありましたが、一番人気のたくさん出てくるものに!!

小皿に少しずつのせたお料理がジャンジャン出てきます!

もう本当にどれも美味しい!

写真に写っていませんが、あとパンなどが、じゃんじゃか来ます!!

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 お腹いっぱい!!

イスタンブールにはたくさん朝食を出すカフェがあるので、今度はたくさんまわりたいです。

朝からゆっくり、じっくり食べる朝ごはんは幸せですね。

平日の仕事のある朝は、1分1秒を争う戦いで、ゆっくりじっくり・・・なんて程遠いけど、

休日の朝くらいは朝から美味しい物に囲まれて、こんな風にゆっくり食べながら一日の計画を立てたいなと旅先でいつも思います。

私は世界の朝ごはんを特集していた、とある土曜のあさの番組が大好きで、

私の夢は「世界の朝ごはん」という本を出す事です!笑

 

さて私たちには時間がありません!

行きたい所がまだたくさん!重たいお腹をひっさげて、登ってきた坂を転がる様に下っていきます。坂がすごい!!

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遠くから見えるガラタ塔を背にして。この塔の麓に行ったのだから坂の勾配は分かって頂けるでしょうか?

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次に向かったのがこちらスレイマニエ・モスク

イスラム建築大好き、モスク大好きな私がイスタンブールで一番行きたかったモスクです。

スレイマニエ・モスクオスマン帝国、第10代君主スレイマン1世によって建てられたもので、トルコ史上最高の建築家といわれるミマール・スィナンによる設計で1557年に7年の歳月をかけて完成されたそうです。

このミマール・スィナンの建築したモスクが私は大好きで、素晴らしいモスクをたくさん残しています。

この時代に生まれていれば、私は絶対スィナンに弟子入りしたことでしょう。

 

これまた見晴らしのいい小高い丘の上に建っています。

近くにはイスタンブール大学があり、妹と「イス大やな。」としょうもない事を言いながら強風に吹かれ坂を登っていきます。

すると一際立派な建物が出てきます。ついにやってきた!

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レイマン大帝の偉大さが伝わってくる様な佇まいに圧倒されます。

 

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ドームが美しい。

 

建築家スィナンが密かに恋をしていたとされるのがスレイマン大帝の娘、皇女ミフリマー。

残念ながら結ばれることはなかったのですが、スィナンはミフリマーの名を冠したモスクを建てる事を命じられます。

今回そのミフリマー・スルタン・モスクには時間がなく行けなかった事が本当に悔やまれます。

あぁ〜見たかったなぁ〜スィナンの恋心が詰まったモスク。

まだまだ行きたい所がありすぎる!

 

と先にドバイに行っているA氏にメッセージを送ると、

「いいじゃん、ちょっとくらい後悔や行きたかった所を残す方が、また来ようってなるじゃん。満足なんてしない方がいいじゃんっ。よかったね〜。」

と。

ポジティブ!!

そうだね!!!

今回はスルーしないで心に留めておくよ。

と、ニューイヤーを迎えるためにドバイへ飛び立つのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

7、アジアとヨーロッパを股にかける

A氏も無事飛行機に乗れたと連絡があり一安心。

 

私達は1日遅れでドバイに行きます。

この日と次の日の夕方まででイスタンブールを満喫しないと!

 

魅惑のハマムを体験して、すっかりリラックスしている私達姉妹は

近くのトプカプ宮殿に行く事に。

私はいつも海外へ行く時はなるべく、その国に関連した本や映画、ドラマを見て気持ちを高めてから行きます。

予備知識があったり、歴史を少し勉強するだけで旅が数倍楽しくなる気がします。

今回は歴史の本と、Huluで『オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜』というドラマを見ていました。

まさに今から行こうとしているトプカプ宮殿が舞台のドラマ!

ちょっと長すぎて全部見れませんでしたが、歴史を基にしたオスマン帝国時代の宮廷ドラマで、日本で言うなれば大奥の様な話。

主人公の女性が、日本のドラマではあまりいない様な結構ドギツイ感じで、私はちょっと共感しにくかったです笑

そんな愛憎劇が繰り広げられたトプカプ宮殿にいざ!楽しみ♪

15分で回ったアヤソフィアから歩いて行けます。

 

ここもまた、主要な観光スポットとあって結構チケットを買うのに並びます。

そして、安定のX線と金属探知機をくぐり入場!

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挨拶の門。ドラマにも良く出てきます。ちょっと興奮。

ここから本格的な宮殿内となります。大きい〜広い〜!

15世紀半ばにメフメト2世によって建てられたこのトプカプ宮殿は、約70万㎡もの敷地を有するとの事です。

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私が最もテンションが上がったのがこのお部屋!

ドラマ『オスマン帝国外伝〜』にめっちゃ出てくる、後宮(ハレム)の謁見室!

そのまま〜!!ここでスルタンがお気に入りの女性達をはべらせていたのですね〜。

ここへ来た女性達には自由はなく、色んな国からほぼ奴隷として売られて来そう。

幸運にも皇帝の寵愛を受けられるのは一握り。どんな気持ちでこの広い宮殿の、一つの部屋にいたのだろうか・・・。と、ふと同じ女性として考えました。

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天井の美しい事・・・!

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こちらは玉座。座ってみたい衝動に駆られますが、我慢。ガラスの向こうです。

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トプカプ宮殿は三方をボスボラス海峡・金角湾・マルマラ海に囲まれた丘に立って居るので、お庭から見える景色がとても素晴らしかったです。

スルタンはこの景色を見ていたんだろうなぁ。

さて、イスタンブールにはボスボラス海峡という東西を2つに分断している海峡があり、

そこでアジアサイド、ヨーロッパサイドと大陸が分けられてます。

まさにアジアとヨーロッパの十字路!

ぜひアジアとヨーロッパを股にかけたい!!!股をかけてみようぞ!!!

という事で、ボスボラス海峡クルーズに繰り出しました。

ヨーロッパサイドのエノミニュからいくつも船が出ていてます。

色々なコースがあるそうで、半日かけてまわるものもありますが、あまりゆっくりする時間もないので私たちは、ショートコースの約2時間のコースです。

いざ!出航〜♪

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海から見るモスクもなんとも言えず美しい・・・!ロマンが溢れる!!

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ガラタ橋から釣りをする人々。結構釣れてました。こんなにいて、釣り糸絡まないのか?

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綺麗だけど、外は激寒っっ!!!!!体感温度は雪山で強風に吹かれている様な感じ笑

今回は年末年始という真冬にやって来たので、

お天気は晴れたり曇ったり雨降ったりでしたが、こんなにも曇りの景色も素敵だなと思ったのは初めてでした。

お天気が良ければそれはそれで素晴らしいとは思います!

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何より寒い!!ここ数年で一番寒かったかも!

船の中は飲み物や軽食も売っていて暖かいけど、混み合っててあまり景色が見えない・・・

せっかく来たのだから!と死にもの狂いで外に出ました。

我慢。我慢。けどサッカー観戦より寒い。ハマムに行きたい今すぐに・・・。

船は気候がいい時がいいなぁ笑

ズンズンと船は進み、いよいよ折り返し地点、アジアとヨーロッパの架け橋、第2ボスボラス大橋付近に来ました。

左右に大陸が見えており、まさにアジアとヨーロッパの間に私はいます!!

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はい!アジアとヨーロッパを股にかけたゾーーー!!

 

股にかけた後は寒さに耐えきれず、景色は全く見えない曇った窓ガラスの船中の席に座って、ひたすら港に着くのを待つのでした。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

6、魅惑のハマム。15分でアヤソフィア。

イスタンブール3日目。

今日の午後にはキャリアウーマンA氏はドバイへ向けて先に出発します。

 

本日の予定は昨日のサッカー観戦は楽しかったけど、極寒で身体の芯から冷えてしまったので

ハマムであったまろうという予定です。

ハマムとは伝統的な公衆浴場の事で、

ミストサウナにアカスリやマッサージのコースがあります。

そして高級ハマムから大衆浴場的なローカルハマムがイスタンブールだけでも100個以上あるそうです。

イスラム教の教えで「清潔は信仰の半分」という教えがあるそうで、イスラム教の人は綺麗好きなんですね。

韓国のアカスリやサウナも、ここトルコからシルクロードを経て伝わったそうです。

今回行ったハマムはホテル近くのこちら

 

www.cagalogluhamami.com.tr

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このエントランスを入る手前の壁には名だたるスターの顔写真がずらーっとはられています。

ここにきた人たちだそうです。ほぉ〜すごい!

エントランスを入ると1741年に建てられ、その時代にタイムスリップしたかのような重厚感あふれる雰囲気に包まれます。

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まずは予約をしていなかったので、レセプションで今から入れるか確認すると、

あと1時間後なら大丈夫との事。それで予約して、1時間どうしようか・・・と。

そういや、近所のブルーモスクには行ったけどアヤソフィアには行ってない事に気づき、

A氏は今日がイスタンブール最後なので、アヤソフィアに行くことに。

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ここからアヤソフィアへは徒歩5分くらいなので時間にも十分間に合うか!という事で、

アヤソフィアに行ってみると、そこはやはりメインの観光スポットとあって、まぁまぁの列をなしています。

そして厳重なセキュリティチェックをしアヤソフィアに入った時にはハマムの予約まで

あと20分!!移動時間を引くと実際15分しかない!!

げっ!!!

アヤソフィア世界遺産に登録されていて、ビザンティン建築の最高傑作と言われています。

元々はキリスト教の教会として建てられて、オスマン帝国に支配されイスラム教のモスクに変わり、オスマン帝国が滅びるとキリスト教イスラム教どちらの名残りも残して今は博物館として君臨しています。(現在、またモスクに戻る予定だとか)

映画、『インフェルノ』でトム・ハンクス扮するラングドン教授が「叡智の博物館」と言っていたのが非常に印象的です。

こんな素敵な場所なのに!!時間がなさすぎる!!!

 

けど入った瞬間、時が止まります。

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息を飲むとはこういう事か。荘厳で言葉を失いました。

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この建物は、どんな歴史を見てきたのか・・・

歴史に想いを馳せずにはいられません。そんな歴史の重みを感じる空間です。

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こんな素敵な所なのに、もうタイムリミット・・・。

小走りでアヤソフィアを後にする日本人3人。

15分でアヤソフィア出る人なんて誰もいないし、こんなところで走ってる人なんて誰1人いない。

もっといたかったーーー!!!

 

またまたハマムに戻ります。

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さぁリラックスするぞ!このハマムも建物が本当に素敵です。

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(写真はHPからお借りしました)

まず1人ひとり個室に案内され、服・下着を脱ぎ置いてある紙パンツだけ身につけてバスタオルを巻いて集合します。

そうすると、担当の人が1人ずつ付いてくれて浴場まで案内してくれます。

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まずはミストサウナ。

美しいドーム型のサウナに入り身体の芯から温まります。外が寒いから本当に気持ち良い!

身体がポカポカしてきた頃にまたお迎えが来て、手を引いてもらって今度は浴場の中心にある

岩盤浴のように温かい大理石の床のような所に寝かされます。

担当してくれる方が大きな桶に何やら石鹸と袋状の布をジャブジャブしている。

桶から布を出し空気を入れ、一気にそれを振り下ろすとすごい量の泡ができ、

その泡を布から手で絞るように押し出すと、仰向けで寝ている私にお布団のようにかけてくれます。

!!!!!!

なんという事でしょう!良い表様のない気持ちよさ!!!!

なんじゃこりゃ〜!!!

そこから泡でマッサージをしてくれます。最高。来て良かったぁぁぁ!

はぁ癒されるぅ〜。

ハマムのお姉さんも優しい。うっとり癒されていると、泡を流す様にお湯をかけてくれます。

それはまぁまぁ激しめ笑

次は座って髪の毛を洗ってくれます。シャンプーも気持ち良い〜力加減も最高!

けれどやっぱり最後、シャンプーを流すのは頭の上から激しめに笑

けれど浴場からの退場は手を引いてくれるお姫様スタイル。やさしい。

飴と鞭なハマム。病みつきになりそうだわ。

 

そして着替えた個室に帰ってきます。

A氏は飛行機の時間があるため急いで用意するわ!と言って用意するものの、

何故か私達姉妹の方が早く用意でき、A氏は不思議がっていた。

最後にお茶をいただきます。

気持ちよかったね!!と3人で大満足!特に泡マッサージが最高だったと満場一致。

A氏が「男の人がソープにハマるのがわかるわ〜」と

それはまた別の話だよ。と思いながらスルーしておこう笑

 

そんな事より、飛行機の時間大丈夫ですか?

 

髪の毛濡れたまま走って行かれました。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 


 

 

 

5、長友呼んで来てー!と叫んだ夜。

一見、運動などしていなさそうな丸の内キャリアウーマンA氏。(実際はダンスにヨガなどしているそう。)

そんなA氏は海外でサッカーを観にいくのが好きだそうで、スペインでは一人でクラシコFCバルセロナマドリード)も観に行ったそう!すごい!

今回の旅も日本で色々プランを考えている段階で、サッカーを観に行かない?という事になりました。

そうイスタンブールには日本代表の長友選手が所属している(その当時。2020年8月〜マルセイユ所属)ガラタサライがあるのです。しかもイスタンブールにいる日程で試合がある!

海外でサッカー観戦なんてワクワクするぅぅぅ〜!!長友見れるかなぁ!なんて楽しみにしていました。

 

あんな大変な事だったなんて、つゆ知らず・・・。

 

あっここから話はかなり長くなります笑

 

イスタンブール2日目のメインイベントはサッカー観戦!

長友選手が所属するガラタサライの試合を観に行きます。

けど、この段階でまだチケットを取れてません。

日本からチケットを買うサイトを見ていたのですが、実際より結構高い値段で売られており、

現地で買うことにしました。

外国人がチケットを買うには手続きがややこしいらしく、日本からトルコのサッカーリーグのサイトに、あらかじめ会員登録をいていたもののサイト内で私たちの情報が連動されておらず、

ホテルのフロントの人に朝から色々手伝ってもらい、調べてもらいましたが、結局ネットで予約できず・・・。

この段階でもうすでに数時間ロス。大変だ。

試合は夜からなので、それまで買い物をしたりしてあまり遠くへ行かないで

早い目にスタジアムへ行って、直接当日券を買うことにしました。

一筋縄でいかないのも旅の醍醐味!と思うことにしよう。そうすれば逆に萌える。

 

 サッカー観戦までの時間の過ごし方はこちら

 

machu19821.hatenablog.com

 

 

 

今回の試合はガラタサライのホームゲームとあって駅は賑わっています。

海外サッカー観戦常連のA氏は

「混み合ってる駅や電車の中はスリがいるから気をつけてね!」と。

怖いわぁ。まだ幸い、海外でスリに合ったことがありません。(いや、あるかもしれないけれど気付いていない。)

3人で駅の構内を歩いていると、妹の後ろにピッタリ張り付けている男女の2人組がいる・・。

確実に妹は狙われている。

この3人の中で妹を狙うあたり、さすがだ。見る目がある。

何せうちの妹はトロい。

こんなにピッタリマークされているのに気付いていない・・・。

妹に「アンタ、さっきから狙われてんで。後ろにピッタリ付かれてるけど。気ぃ付けや。」

というと、妹は「えっ!嘘やん!」と妹が思いっきり後ろを振り返ると、男女の2人組はどこかへ行きました。今までスられなかったのが不思議だわ。いや、気付いてないだけかも。

 

ガラタサライのホームスタジアム、トルコ・テレコム・アリーナへは駅からユニホームを着た人がたくさんいるので迷いません。

いざ、スタジアムにつくと時間が、まあまあ、ありません!

急いでチケット売り場まで行くと、すごい長蛇の列!!

小一時間待って、チケット販売締め切りギリギリになって順番が回ってきました。

そこから英語が話せない販売員の人だったため、人が入れ替わり立ち替わり、やれパスポートだの登録番号だの色々一悶着があり結構時間がまたかかって、やっとの思いでチケットを買えました。

ほとんど英語で対応してくれたのは外資系の会社に勤めているA氏!さすが!

本当に助かったぁ!私たちだけだったら絶対諦めてたわ!!

晴れてチケットも手にして、いざ入場!!

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その前にゲートでセキュリティーチェックがあります。

金属探知機はもちろん、ボディチェック(女性は女性のスタッフが)があります。

事件です。

私たちはサッカー観戦の前に色々ショッピングをしている。

お土産、そしてスタジアムで食べようとお菓子、飲み物など・・・。

全部持ち込みダメ!没収!!

私のチェックを担当した現地のおばさんに限っては、私の化粧ポーチの中身まで見せろと言い出し、ボビーブラウンのリップ2本(計7000円相当)もダメだと言い出した。

「えっっ!!これリップだよ!!」と実際塗って見せるもダメ。と手で×とサインした。

うそでしょ・・・これ没収されたら、ここからの旅は全部顔色最悪な写真しかなくなるやん!

一緒にワセリンのリップ(300円)が入っていたので、それを代わりに差し出すも

またもや、おばさんは×マーク・・・。

なんでやねん!!!300円のワセリンは良くて7000円のボビーはダメなのぉぉぉぉぉお!?

と日本語で叫んでみるも容赦無く没収。ゴミ袋に私のボビーブラウン(7000円相当)は消えていきました・・・。日本に恨みでもあるん?!おばちゃん!!

しかも、それだけでは終わらなかった。私の一眼レフまでダメだと言い出した。

さすがに無理!!!!

これだけはお許しください!!!と恥を忍んで命乞いさながらの粘りを見せました。

見かねたおばさんは、偉い人であろうスーツを着た割腹のいいおじさんを呼んできた。

おじさんはおばさんから事情の説明をされている。話の途中チラチラこっちを見てくるおじさんに、

お願い!お願い!と手をすり合わせてお辞儀しまくりました。

おじさんが近寄ってきて、「どこから来たんだ?アイツ達も友達か?」とおじさんが指した指の先を見ると、大荷物の妹もA氏もセキュリティのご婦人方に捕まっていた。

日本人3人に大騒ぎ。

「そうです。」と恥ずかしそうに答えると。

偉いおじさんは「今回だけだよ。本来カメラも没収だ。遠い日本から来てくれたから、今日は見逃します。ナガモトの応援しなさい。」と!!長友だけどね。と思ったけど、おじさんの恩情に心から感謝!!

涙目で偉いおじさんに「サンキュー!サンキュー!」と心からのお礼を言い、ダメもとで「リップは?」と聞くと「それはダメだ。」と。

やっぱり。

妹は、チェックする人が優しい女性スタッフだったらしくお菓子だけの没収で済んで、A氏はお土産全部没収と携帯のバッテリーが同じく没収の危機だったらしいけど、なんとか逃げ切ったよう。

たくさんの犠牲を出し、晴れて無罪放免となった私たちは、やっと入場することに!

そして、スタジアム内に入る最後にまたセキュリティー。嫌〜な予感はしたものの、きっと話は伝わっているだろうと

堂々とゲートでチェックを受けると、またもや

「カメラはダメ!」と女性スタッフ(今度は若い。けど銃を持っている。)

「いやいやいやいや!!!さっき入り口のゲートセキュリティがOKって言ったもん!!聞いてください!!偉い人が良いっていうたもん!」と、

それでもノーと言うセキュリティスタッフ。

「わかりました。長友に預けておいてください。長友呼んでください。NAGATOMO!」と無茶苦茶な事言ってみるも、ノー。まぁ、そのノーはわかる。

今回はどうやら英語が通じない・・・。あかん・・・。後の2人はもう中に入ってしまった・・・。無情な。

女性スタッフも困り果ててる様子。ごめんなさい。本当に困らせているのはわかってます。けど、リップと違ってこのカメラを諦めるわけにはいかないし、中ばサッカー観戦を諦めようかと思った瞬間、小さな男の子を連れた男性が

「どうかしましたか?私は英語が喋れます。」と英語で話しかけてきてくれました。

 

神様降臨。

 

一連の事情を片言の英語で話すと、男性は理解してくれたようで女性スタッフに翻訳してくれました。すると、女性スタッフはどこかへ無線で連絡している。

無線で話終えると、子連れの男性に何か話している。ドキドキ。判決を待つかのような気分。

一緒にいる男の子も不思議そうに私を見ている。ごめんね。そりゃそんな目になるよね。

 

男性が私の方に来て優しく微笑みながらゆっくりとした英語で、

「カメラ本体は今回は持って入っても良い。けれどバッテリーはここで抜いて、このあなたの

傘の中に入れておきなさい。(雨が降っていた為、傘を持っていました。みんな傘はゲートにおいていくシステム)もしあなたのバッテリーが無くなっても責任は負いません。ゲームが終わったら必ずこのゲートに戻って来なさい。だって!わかったかい?良かったね。」と

「!!!」

びっくりしながら嬉しそうに女性スタッフの顔を見ると、女性スタッフも笑顔で頷いてくれました。優しさに涙が出てきて、

「サンキューベリーマッチ!!サンキューベリーマッチ!!」と2人に、いや男の子含めて3人に深々と頭を下げると、女性スタッフは私の肩を優しくポンポンと叩いてくれ、

子連れの男性、いや神様は「良かったね。ナイスゲームだと良いね!さぁ楽しもう!」と

男の子と手を繋いで爽やかに去って行きました。

心から感謝の気持ちを伝えたいのに、私の語学力の無さに悲しくなりました。

私も困っている人がいたら助けれる人になろう。

泣きながら、スタジアムの中に入るとセキュリティで止められている私を助けない無情な2人がいました。

大変やったんやから!!と説明するも気にしてない様子・・・。 

「良かったじゃん!」って言い放たれました。まぁ良いか。カメラも無事だし。

さぁ気を取り直して応援するぞ!

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素晴らしいスタジアム!!

生憎の天気で極寒ですが、世界一熱いサポーターと言われるガラタサライの応援でスタジアムは熱気ムンムン!!迫力満点で鳥肌が立ちました。

宗教がらか、わかりませんが観客のほとんどが男性で、しかも顔の濃〜い、髭をはやしたような人ばかりで最初は怖かったけど、通りをあけて通してくれたり、みんなジェントルマンでした。

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長友もスタメンで嬉しい!

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海外サッカー観に行きたくなるA氏の気持ちがわかりました。

なんてたって迫力満点!スピードも速いし、サポーターの応援も凄いし、その場にいてすごく楽しかったです。

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お菓子はゲートで没収されたので、売店でポテチゲット!

売店のおじさん達も私が日本人だと言うと「NAGATOMO!NAGATOMO!」と言ってくれた。愛されてるねNAGATOMOさん!日本人として誇りに思うよ長友!とポテチを食べる。

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長友選手、交代。これがガラタサライ最後の試合になったよう。

観れて本当に良かったです。

試合は5−0でガラタサライの圧勝!サポーターも大盛り上がりで、最高に楽しい試合でした!!

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そして、私のカメラのバッテリーはと言うと、

言いつけ通りに入ったゲートに戻ると、さっきの銃を持った女性スタッフがいて、心配そうにキョロキョロしていました。

私を見つけると、「ああ!」と近寄ってきて微笑んでくれました。

バッテリーの責任は負いません。と言っていたのに、気にかけてくれていたんだ!!

とわかってまた涙が出てきた。無事、傘の中にはバッテリーがありました。

間違えて持って行かれないように見ていてくれてたのかなぁ・・・。

良い人だなぁ。迷惑かけたのに!!精一杯の感謝を伝えてお別れをしました。

いろんな人のおかげで、素晴らしい旅の思い出になりました!

 

 

後日、イタリアにサッカーを良く観に行く別の友人にこの話をすると、

基本サッカー観戦は手ぶらで行くもん!そんな荷物持ってる人おらん!恥ずかしい!

と怒られました。日本のサッカー観戦とはまた違うので、行かれる方は注意して下さい。

 

とんだバタバタ劇でしたが、

大変勉強になりました!

助けてくれた方に心からの感謝を!!

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4、スパイスと猫とサバの街。

イスタンブール2日目。

やはりイスタンブールの冬は雨が多く、天気も変わりやすい。そして何より寒いっ!!!

A氏からエアコンが壊れて寒いし、シャワーも吹っ飛んだと聞いていたので、覚悟してたけど

私達、姉妹の部屋はエアコンもシャワーも大丈夫でした笑

なんせA氏は神がかっているほど色んな事が起きる笑

面白い笑

多すぎて書ききれないわ!笑

 

朝、3人で朝食を取りながら何処へ行こうか思案中。

ホテルの朝食会場からブルーモスクが見える!!

感動ー!

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トルコはご飯が美味しい〜!

パンも美味しい!パン好きには嬉しい。

ビュッフェスタイルの朝食です。

f:id:machu19821:20200526003643j:imageビュッフェのお皿を見られるのって何か恥ずかしい笑

盛り付けにセンスはないわ、ジャンキーだわで私は非常に恥ずかしい笑

 

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まずは近所のブルーモスクへ行く事に決定〜♪

残念ながら、ブルーモスクもアヤソフィアも絶賛改修中で見学はできますが足場が組んであったりで、

綺麗さは大分と減ります。

けど、来たからには行かないとね。

ブルーモスクは通称名で、

本当の名前は スルタンアフメット・ジャミィ といいます。1616年に建設され、オスマン建築最高傑作、世界一美しいモスクと言われています。

改修中といえ、人気観光スポットなので、すごい並びました。

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カッコいいフォルム!!
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ドーム内はモスクラバーとしてはたまらない空間!!

絨毯はトルコの国花であるチューリップ

可愛い〜!f:id:machu19821:20200526102954j:image

モスク内は土足厳禁で、入り口でビニールをもらい靴を入れます。日本人には慣れた光景ですね。

もちろん髪の毛はスカーフで隠します。

 

そして、ブルーモスクの裏手に小さなバザールがあるとのことで行ってみました。

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こじんまりとしたバザールで、ゆっくりショッピングができます。 

ここで可愛いタオル屋さんを発見!

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このタオル屋さんの店員さんと仲良くなり、毎日通う事になります笑

上質なエジプト綿で織られていて、私はローブ(ショウウィンドウの色違いで、もう少し手のこんだ柄が織られてるもの)を購入したのですが羽織ると本当に心地よくて、

夏はお風呂あがり、冬は朝晩パジャマの上に羽織ってます。

今回の旅で買って良かったお気に入りの一つです。値段は大体3000円くらいだったかな?

質が良いので大変お得に感じました。普通のタオルは1000円しなかったと思います。

そう今回、トルコ大丈夫か!?と心配になるくらいトルコリラが暴落していたため、お買い物は大変お得でした。

 

次はエジプシャンバザール!

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グランドバザールと並んでイスタンブールでは有名なバザールで、主にスパイスなどが

売られています。バザール内が美しい!

私はモロッコのスークもそうですが、このイスラム圏独特の商店街的な場所が大好きです。こんなにたくさんお店がありますが、大体売られている物は一緒なんですけどね笑

私はここでサラダなどにかけるスマックという日本でいう、ゆかりのような酸味のある香辛料とシナモンスティックを買いました。

シナモンスティックも日本で買うと結構高いけど、こちらでは結構安くで買えました。

キャリアウーマンA氏もモロッコでシナモンを大量に購入したけどし衛生的に気になって

一度、煮沸してから使っているそう笑

風味落ちないかね? 気になったけどスルーしておきました。

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スパイスなどはほとんどが量り売りなので適量が難しい!

帰国して友達に配りまくりました。

エジプシャンバザールを突っ切ると港に出ます。

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 港町にモスク!最高にロマンチックです。遠くから見るとやはりフォルムがかっこいいですね。

ここへはお目当てのイスタンブール名物サバサンドを食べに来ました。

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ちょっとピンボケかつ、びっくりするくらい曇天ですが笑

このように港から船でサバサンドが売られています。

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3つくらいお店の船があり、おじさんに注文すると後ろの船で大量のサバが焼かれていて、

その場でパンに挟んで焼きたてをくれます。約200円くらい。安い。

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お塩とレモン果汁が置いてあるので、それを振りかけて食べます。

湿気で塩は固まり出てこないし、食器洗剤みたいな入れ物に入ったレモン果汁。

大丈なのか?と一瞬不安になるものの、海外では気にしない気にしない!一休さん精神で(古い)。

美味しい!!

お腹が空いていたのでガツガツ食べていたら、

痛っっ!!

大きな骨が歯に刺さりました!!めちゃ痛いぃぃぃ〜!!

サバはどこで食べてもサバですね。トルコっぽいサバかと思いきや日本の焼きサバと同じ味!

当たり前かと思いつつ、海は繋がっているんだなぁ〜とサバを食べながら想いにふけっていると、後ろから殺気を感じ振り返ると・・・

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 確実に狙われている。私のサバ。

イスタンブールは港町だからなのか、猫が多い!

のんびり暮らしておられる。どの猫も毛艶が良かったなぁ〜太ってたし、大事にされているのね。

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そういえばモロッコも猫が多かったなぁ。

イスラム圏に猫が多いのは、預言者ムハンマドが猫が好きだったという説もあるらしい。

頭のいい妹が教えてくれた。

ふーん。

 

ちなみに私は次の日も食べに行ったくらい大好きになったサバサンド

丸の内キャリアウーマンA氏は

「東京で 食べたサバサンドの方が美味しかったわ」と。

 

スルーしておこう。

 

 

 

つづく

3、魅惑のベリーダンス

空港バスが止まった広場から予約してあるホテルは徒歩5分くらいで、主要な観光スポット、トラムの駅へも全て徒歩5分くらいの好立地の場所にあります。

私がホテルを選ぶ基準は立地いのち!

地図を読むのも苦手だし、限りある時間で道に迷いたくないのでいつも、立地がいい場所を選びます。

 

今回はこじんまりとした可愛いホテル。

Anthemis Hotel | Istanbul に泊まります。

 

今回も迷わずすぐホテルへたどり着けました!

滑り出し順調♪

ホテルでチェックインをすると、フロントの男性に

「昨日からAが待ってるよ」と。

もうA氏は有名人なのか。

「Aは今部屋にいる?」と聞くと

「いや、多分出て行ったよ」との事。

到着後ディナーをする約束をしていたので、しばらく荷ほどきして待つ事に。

 

しばらくすると部屋のベルが鳴り、開けると

「アロハ〜!」と動画を撮影しながら何故かハワイ語で挨拶するキャリアウーマンA氏が立っていた。

 

「Aさーん!久しぶり!」とハグをし、

無事合流完了!!

 

あっ、今回の旅のメンバーは

またもや妹と丸の内キャリアウーマンA氏と私の3人です!

 

イスタンブール到着して、3人でまずはディナーに向かいます!

初日のディナーは、ベリーダンスショーが見られるレストランを日本からA氏が予約してくれていました。

ディナーへ出発するときに、

キャリアウーマンA氏が私達に「え?着替えないの?」と。

私はセーターに黒のパンツスタイル。カジュアルな感じではありますが、「いいよーこれで。」と言うと、

「セクシーな服ないの⁈」とA氏。

「セクシー⁈無いよ!そんなの笑」

確かにA氏はミニスカートに網タイツにピンヒールを履いている。

後から、海外で生活経験のある別の友人にその話をすると、欧米ではディナーはそれぐらいの格好をするのが当たり前のようで、私の様なセーターにパンツと言うカジュアルなスタイルは、

"イケていない女" だそう。

そうなの⁈勉強になったー!! 

さすが、海外生活経験ありで、周りはほとんど外国人に囲まれて仕事しているキャリアウーマンだ。

イケてない姉妹を連れて行かないといけないA氏に、恥をかかせちゃったかな。と反省。

でも、これから私着れるかなー!? セクシーな服なんて笑

 

今回、予約してもらったレストランはこちら。

Sultana's Istanbul Dinner and Belly Dancing

 

食事をしながらセクシーな女性たちの舞を見るって…なんか非日常でドキドキしたーー!笑

そして、このDidem という超絶怒涛のスーパーセクシーボディのこの女性は

ベリーダンス界のスーパースターなのだとか。

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f:id:machu19821:20200525234847j:image同じ人間と思えないこのスタイル。

圧巻のショーでした!すごい!Didemさん!! 

一見の価値あり!

まだまだ色んなベリーダンスショーがあり、

これもベリーダンス

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あかん、ジワジワくる…。

このおじさんとたまに目が合う…。

ベリーダンスとは腹踊りの事だそうですよ。

 

そしてこの後、事件です。

 

ショーお決まりのお客をステージに上げると言うコーナーが始まりました。

やな予感…。

 

はい。なぜか私が選ばれてしまいました。

 

マジかー!嫌だー!笑

絶対スベるやん!!!

しかもあんなスーパーセクシーボディの女の人と並びたくなーーい!!!

 

そしてそのコーナーはベリーダンスをステージで踊らされるだけではなく、

なんか即興のお芝居をさせられます笑

私の役は昔の宮殿で、王妃に仕える侍女(洗髪係)

何故か、ステージで王妃の髪を洗う芝居をさせられるのです。(どんなシーンだよ)

その模様がこちら。

f:id:machu19821:20200526000327j:image ねずみ色のセーターのちんちくりんが私です。

頭にはアラビアテイストのベールを被せられ、

髪を洗うための壺を持たされてますね。 

 

幸か不幸か、このねずみ色のセーターがなんとも言えない侍女感を高めている…。

 

 

この後センターステージにてベリーダンスを踊らされます。もちろん全力で踊り切りました。

恥ずかしそうにやる人を見てる方が恥ずかしいからね!!!

 

 

こうして、なかなかシュールなイスタンブール1日目の夜がふけていきました…。

 

つづく…

 

 

 

 

 

 

 

 

2.飛んでイスタンブール

あまり長期休みが取りにくい職場で、

有給なんて、あってないようなもの…。

なのでいつもGWやお盆休みとかお正月休みに何日かくっつけてお休みを頂いてます。

後輩や同僚に頭下げまくって。

 

今回、イスタンブール・ドバイへは2019年から2020年にかけての年末年始、お正月休みで行きました。

 

出発当日、深夜便なので仕事をしてから空港へ向かいます。さくさく仕事をし、後輩に

「ごめんねー忙しい時に…。明日から行ってきます!お土産買ってくるからねー!」と挨拶して、

🎵「飛んでイスタンブール〜♪」と歌って帰り支度をしていると10歳年下の後輩は、

「??なんですか?その歌。オリジナル?」と。

 

この歌知らないのか…!ジェネレーションギャップ…。

いや私もリアルタイムじゃないけどさ!!!

 

説明するほど時間もないので、

平成生まれにオリジナルの歌を歌って、浮かれているオバさんだと思われたまま飛び立ちました。

 

今回もモロッコ同様、大好きエミレーツ、ドバイ経由でイスタンブールへ向かいます! 

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エミレーツは深夜便なので、仕事してから関空へ向かえるのがありがたい!

いつもバタバタで関空へ向かい、シャワーを浴びて

、免税の買えもしないHERMES様を筆頭に高級ブランドを見るのが私の関空ルーティーン。

f:id:machu19821:20200524155726j:image CHANELのディスプレイが可愛い!

そんなこんなで、機内はグッスリ。

起きたら早朝のドバイ空港に着きました。

お久しぶり!ギラギラのドバイ空港!

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この、どやっ!感の強いギラギラのドバイ空港。嫌いじゃない。

 

4時間ほどの待ち時間があり、ここからトルコはイスタンブールへ向かいます。

ドバイ、イスタンブールは4時間ほどのフライトです。

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ここで、1日早くイスタンブール入りしているキャリアウーマンA氏から「ドバイ着いた?」と連絡が来ました。

「ドバイ着いたよ!今からイスタンブールに向かうよ!どんな感じ?」とメッセージを送ると、

「長旅お疲れさま!今日の朝、雷と雨の嵐で怖かったー!あと部屋のエアコン効かなくて寒くて死にそうだし、それにシャワーが吹っ飛んだのーー!!早く来て!」 

だそう。

1日でアクシデントの大渋滞。もう面白い。

シャワーが吹っ飛ぶって何?笑

 

イスタンブール行きのフライトのお供は、トルコと日本、友好の象徴的なお話。

f:id:machu19821:20200524164352j:image泣ける…!

そうこうしている間に、イスタンブール空港に到着しました。

この2018年から運用が開始された新しい空港で、綺麗でもって広い広い!

歩けど歩けどイミグレに着かない…。

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以前の空港は、少し前に大変なテロがあった場所。

今も少し使われているらしいけれど、メインはこちらの新しい空港になったのだそう。

(大騒動になった、ゴーンさんは関空からプライベートジェットで昔の空港に到着したそう。)

 

ちなみに、キャリアウーマンA氏はなぜか古い方の空港に着陸だったので、本人はイスタンブールの空港は1つだと思っていたそうで、ホテルまで死ぬほど迷ったらしいです笑

行かれる方は確認した方がいいですね。

空港はモロッコと同じくマシンガンを持った警官が所々にいます。

これをぶっ放す時はあるのだろうか?と、ふと不安に思う…。

 

空港からホテルのある旧市街(スルタンアフメット地区)へは、空港バスで向かうことにしました。

交通事情にもよりますが、所要時間は約1時間30分ぐらいだったと思います。

夕方は混むみたいです。

めちゃくちゃ感度の悪い自動販売機に悪戦苦闘し、チケットを購入して、バスに揺られ到着し降りた場所は、

目の前がアヤソフィアーーー!!

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後ろにはブルーモスク!!!

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小雨まじりの夕方ですが、なんと感動的な始まり!胸が高まります!!

f:id:machu19821:20200525003236j:image  

広場には栗ととうもろこしを焼いてるお店がたくさんあって、着いてソッコー買い食い。

栗がホクホクでおいしかったなぁー!

 

イスタンブールは東洋と西洋の十字路と呼ばれていて、エキゾチックでもありヨーロッパテイストもありと、何とも魅力的な街です。

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そんなこんなで、トルコ、イスタンブールこんにちは!よろしくお願いします!