④忍者ハットリくんか砂漠のプリンセスか

マラケシュ2日目の朝

 

絶賛時差ボケの私は夜も明けてない変な時間に目を覚まし、

心地のいいベッドの中でウトウトしていたら

聞いたことのない大音量の音が!

” !!?     空襲警報か⁈避難勧告か⁈ ”と飛び起きました。

 

あっ、ここはマラケシュだった…。

イスラム教の国は1日計5回お祈りの時間を告げる ”アザーン” と呼ばれる町内放送みたいなものが鳴るんだった。

これが ” アザーンかぁ ”と目を閉じお経のような不思議な音に聞き入っていました。

にしても町中に爆音鳴らさなくても自分でお祈りの時間は管理できないのか?とふと疑問に思う。

けどその辺がなんとも可愛らしくも思う。 

そんな事をベッドの中で考えながら、

まだ静かで薄暗い窓の外を見ながらウツラウツラ…していたら

リヤドの扉が開く音がして、スタッフが中庭を歩く足音がチャリチャリと鍵が揺れる音と一緒に聴こえてきます。

朝食の準備かな??

 

中庭のテラスでいただく

朝食がまた美味しいんです!!

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搾りたてのオレンジジュースに

瓶に入ったヨーグルトと写真とるの忘れましたが、

焼きたてのオムレツ!

パサパサめのパンに笑

大好きになったクレープのようなモチモチのパン

美味しかったです。

食後には甘い甘いミントティーを煎れてくれます。 

歯溶けるわ!っていうくらい甘いんですが、これがまた美味しい。歯の天敵の様なミントティーが大好きになりました。

朝から満腹です!

そしてセッティングもいちいち可愛い!



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朝食を終えてリヤド近くのバヒア宮殿という昔の権力者の大奥的な宮殿まで朝の散歩に出かけることに。

道には開きだしたお店がチラホラ…

歩いていると1人の若者に ”店にあそびに来て!”と声をかけられ、時間もあったので入ってみることに

座って色々話していると

最近マラケシュでお土産屋さんをするために田舎から出てきたそう。

サハラ砂漠の方から来たの? ”と聞くと

”そう!僕はベルベル人だよ!” 人懐っこい笑顔で答えてくれます。

” 明日からサハラ砂漠に行くよ! ” と言うと

” それはナイスだ!いい所だよ!じゃあスカーフが絶対必要だよ!! ”とおもむろにスカーフを取り出し

” 巻いてあげるから写真撮りなよ! ”と言ってくれたので遠慮なく巻いてもらうことに…

” おぉー!なんと君は砂漠のプリンセスみたいだ!”

と褒め倒してくれます。

そう?(*^ω^*)なんて、プリンセスって言われて良い気になって撮ってもらった写真をみると…

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忍者ハットリくんやないかーい!!

 

 

ハットリくんスタイルの

このスカーフの必要性は砂漠で身をもって実感するのでした。

 

もちろんしっかりお土産を数点買わされましたが笑

 

ロッコの人はお話し好きで

まぁ座って!と、しばらく日本語を教えたりして

小一時間お話ししていました。

 

そんなユルイ感じがなんとなく心地いいなぁと感じました。