③マラケシュはピンク色
ドバイから7時間のフライトの末、
モロッコ、カサブランカ(ムハンマド5世国際空港)に到着しました!
入国審査ではフランス語と言うことを聞いていたのでビビっていましたが、
パスポートを渡し笑顔で ” ボンジュール ” と言うと
華麗にスルー。
言うんじゃなかった…。
隣の外国人は色々質問されていたけれど、やはり
日本のパスポートはスムーズなのね。良かった。
空港で写真を撮りたかったのですが、
至る所にマシンガンを持った屈強なポリスマンもしくは兵士がいたためビビって撮れませんでした…(T_T)
そんなこんなでモロッコ!カサブランカー!
はじめましてー!よろしくお願いします!
荷物のピックアップを済ませ
ホテルのドライバーさんが迎えに来てくれているはずと出口に出てみるも
私の名前を持ったドライバーらしき人がいない…。
まるでカンヌ映画祭のレッドカーペットの横でセレブを待ち構えているパパラッチかのごとく、たくさんのドライバーが様々な名前の書かれた大きな紙をかかげて通路の柵に群がっている…。
見逃してるのか?
何回もその通路をセレブのごとく
目力強めのドライバー達の視線を集め往復する
小さいジャパニーズ2人。
おらーーん!!!!
こんな異国中の異国中でプチパニックを起こす。
いや、待てよ冷静になるんだ。
海外のしかもここはアフリカ大陸だ。
日本ほど時間にキッチリした国はない。
もう少し待ってみようと。
しばらく心を無にし待っていたら、
私の名前が書かれたハガキくらいの紙を持った
おじさん登場!
きたーーーー!!
おぉ神よ!!
イッツミー!!と名前を叫びながらのおじさんと歓喜の握手!!
良かったぁ〜(T_T)
ってか紙 ちっちゃ!!!
見えるか!!
おじさんいわく、遅れたのは駐車場が混んでたのと
お祈りの時間だったらしい。
イスラムの国だなぁ〜。
まぁ良しとして、
ここカサブランカから目的地のマラケシュまで
車で3時間のドライブです!
無事3時間のドライブを終え
目的地のマラケシュに到着〜!
昔の城壁に囲まれたマラケシュの旧市街という街は
マラケシュピンクと呼ばれるピンク一色です!
もう可愛いのなんのって!たまりません!
旧市街の中は道が狭く車が入れないので
ホテルのスタッフが街の駐車場にスタンばってくれていました。
おぉー連携プレー!
3時間運転してくれたドライバーさんとはここでお別れ。
それが、この時ドライバーさんにチップを渡すのを忘れてしまい 今でも後悔しています…。
チップのスマートな渡し方を勉強しないと…!
今回のお宿はジャマエルフナ広場の近くの
昔ながらの邸宅を改装したリヤドと言われる宿をとりました。
ピンクの大迷路みたいな道を行き、
細い路地の様な道に入ると、両脇に幾つも小さな可愛い扉が出てきます。
その小さな扉を開けると
そこには本当に可愛らしい素敵な空間が広がります!
このリヤドはスタッフみんな親切で、部屋は清潔でいて可愛いしセンスもよく
本当に居心地のいいリヤドでした!
そして、なんてたってジャマエルフナ広場から徒歩5分もかからないし、夜出歩いても怖い思いはしませんでした。
迷路の様なマラケシュの旧市街も
このリヤドならわかりやすくマラケシュ初心者にもオススメです!
マラケシュにはいくつも素敵なリヤドがあるのですが、迷路の様な旧市街は地図を見ても迷います。
なので初めて来られる方とかは、わかりやすい場所のリヤドに泊まる事をオススメします。
まぁこんな別世界の様な所で迷子になるのも旅の醍醐味かもしれませんね!
お宿の可愛いさに悶絶しながら荷ほどきしてたら
日も暮れ始めディナーの時間に。
着いた日のディナーはこの宿にお願いしていて、
中庭のライトアップされたテラス席には
私達用にモロッカンサラダとタジン鍋が用意されていました。
美味しい〜〜!
タジン 初めて食べたけど
独特なスパイスの香りとホロホロになったチキンが良く合って美味しい〜〜!!
あと感動したのがオリーブの美味しさ!
日本ではあんまり得意ではなかったオリーブが
モロッコで食べたら感動するくらい瑞々しく美味しかったんです!
モロッコへ行かれる方は是非オリーブを食べてみて下さい!
そして、
すさまじい時差ボケの私は
ディナー中に寝落ちするのでした。
そんなこんなで夢にまで見たマラケシュの1日目が過ぎていきます。