12 そしてそれぞれの旅へ。マラケシュ帰還。
砂嵐は去り、
昨日の夜とは打って変わって
サハラ砂漠の静かな朝を迎えました。
朝のまぁまぁ早い時間に起こされ荷造りをします。
昨日の出来事を皆んなに説明するも
そんなに大変さは伝わらない…。
さぁ!これから朝日を見ながら帰路につきます!
帰りはラクダか車かチョイスできます笑
車は別料金。現金で100DHぐらいだったと思います。
ラクダは1時間以上かかりますが、車は15分くらいとのこと。
即答で ” クルマ!”
ラクダちゃんごめん。
砂漠の朝日ーーー‼︎
感動的でした…。本当に地平線から昇る朝日!
何もない砂漠に太陽が登ってくる!大きな光に包まれ希望に満ち溢れた感覚に!
帰りはみんなで車のルーフに上がって
砂丘をジェットコースターの様に駆け抜けました!
めっちゃ怖いんですけどー!!
最後に砂漠の民は日本人の私達に
” TOYOTA ナンバーワン! 砂漠だって走るよ!日本は凄いね! ” と言ってくれました。
そういえば、いつかのタイ旅行でトゥクトゥクの運転手さんに言われた
” エンジン Kawasaki ナンバーワン!” を思い出した。
日本からこんなに遠く離れた場所で日本の製品が
活躍してる。凄いなぁ。
誇らしく嬉しいです!日本から離れて改めて日本の良さを知るんですね。
帰りはビューン!と砂漠の入り口のホテルまで
戻って来ました。帰りの早いこと!
朝食を取り、ここでラクダからずり落ちたキャリアウーマンA氏とフランス留学中の女子大生Mちゃんとお別れの時が来ました…。
私達姉妹はマラケシュに戻りますが、A氏とMちゃんはフェズという街に向かうため別々のバスに乗ります。
2日間で仲良くなったのでそれはそれは寂しかったです。
連絡先を交換し、お互いのこの先の旅の安全を祈り
さよならです。
その後の妹とマラケシュに戻る組みのバスに乗り
2日かけて来た道を1日で戻ります。
前の晩 ほとんど寝れなかったのでバスは気絶に近い爆睡です。
フラフラになりながらもマラケシュに戻ってきましたー!
すっかり夜のマラケシュ。ただいまー!
マラケシュの宿は来た日とずっと同じリヤド(宿)にしました。
サハラ砂漠ツアーに行くにあたり大きなスーツケースをどうしようかと思っていましたが、
リアドの方が
戻ってくるからスーツケース置いてって良いよ!と快く言って下さったので身軽にツアーに挑む事ができました。
ただいまー!とリヤドのドアをノックすると、
スタッフのおじさん オマールさんが
” おかえり!サハラ砂漠はどうだった?” と出迎えてくれ、ミントティーを煎れてくれます。
このオマールの煎れてくれるミントティーが一番大好き!
ホッとする…。
相変わらず激甘。けど、疲れた身体に糖分がしみるぅ〜!
荷物を片付けたりシャワーを浴びたりして
近くのジャマエルフナ広場に繰り出す事にしました。
少し散歩して、やはり疲れていたので
すぐリヤドに戻りゆっくりすることに。
晩御飯は日本から持ってきたカップ麺を食べ、
懐かしいお出汁の味と匂いにホッとしながら
2人とも知らないうちに久々のふかふかのベッドで寝ていました。
あぁ、夢のサハラ砂漠はとても素敵な所でした。